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2023年05月18日(木)

皆様こんにちは。
恐ろしく暑いですね。
明日は急激に気温が下がって雨になるとか。
もうすぐ梅雨の季節です。
私たち恒温動物は何だかついていけない。
周りの気温に合わせてしまう変温動物はどんな感じなんでしょうね。

さて、本日は冬眠です。

変温動物は昆虫やヘビとかカエルとか。
土や水の中に潜って過ごします。
この冬ごもりは「越冬」と呼ばれています。

次は恒温動物。哺乳類などです。
こちらの冬ごもりがいわゆる「冬眠」と呼ばれているものです。
クマやシマリスやヤマネ、鳥類も一種類だけ冬眠するそうです。

「越冬」と「冬眠」はちょっと違います。
変温動物の場合、体温が下がるとエネルギーがほとんど必要なくなります。
よって必要とする空気の量もとても少なくなるため埋まっていても窒息することはありません。
準備ナシ。
一方恒温動物の場合、ある程度体温を下げてるので代謝は減りますが、変温動物より多くのエネルギーを必要とします。
なので、冬眠する前にもりもりに食べるのです。
シマリスは寝ているサイクルが短いので、途中で起きて貯めておいたドングリを食べてたりします。
省エネ&貯金です。

さてこの「冬眠」人間に応用できるかどうか。
最近まで冬眠のしくみは謎とされていました。
ところが2020年に冬眠の「Qニューロン」というスイッチがあると発表されたのです。
本来冬眠しないはずのマウスを、極めて冬眠に近い状態に誘導することに成功したそうです。
SFだけの世界ではなくなってきましたね。
もしかしたら映画のように寝ている間にどこか違う星に行けたり?
眠り姫の魔法みたいね。

iwaki