新着情報一覧
2025年05月28日(水)
こんにちは、アクアのMKです。
自民、公明、立件民主の代表は、
年金制度改正法案の付則に基礎年金の底上げ策を明記する修正に
正式合意したとのことです。
今回は、基礎年金の底上げ策についてみていきたいと思います。
◆基礎年金とは
まず、「基礎年金」とは、日本の公的年金制度のひとつで、
すべての人がもらえる最低限の年金のことです。
自営業・会社員・主婦など、立場に関係なく、保険料を納めていれば
将来受け取れる年金です。
※現在は「老齢基礎年金」として月額約6万7千円(満額の場合)
ほど支給されます。
◆底上げ案とは
今の基礎年金だけでは生活が厳しいという人が多いため、
「もっと年金の最低額を増やそう」という提案が「底上げ案」です。
例えば、現在の月額:約6万7千円 → 案では8万円や9万円
に増やそうというアイデア。
特に、収入の少ない高齢者を支えるための政策として注目されています。
◆どうやって底上げするのか
給付水準の引き上げに必要な財源として、厚生年金の積立金と
国庫負担の増加が検討されています。
追加で必要となる国庫負担は、年間で1兆円から2兆円程度
と見込まれており、財源の確保についてはこれからの議論となるようです。
今後の動向に注目していきたいと思います。