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2023年04月26日(水)

皆さまこんにちは。

 

令和国民会議(令和臨調)が、4月25日に社会保障制度改革の提言を公表しました。

 

そのなかで、かかりつけ医機能の認定や登録制についての提言がありました。

 

コロナ禍で、医療機関の逼迫や偏重等、日本の医療体制の脆弱性が明らかになったことを受け、

医療に関して、長期間の継続的な疾病予防と健康管理を担う「かかりつけ医機能」が必要だとし、

それを担う医療従事者を認定した上で、住民がかかりつけ医機能を発揮する医療者のグループ(多職種保健チーム)を

選んで登録するという制度の創設を求めました。

また、急性期医療を巡っては、救急医療を担う医療機関の63%が病床199床以下の小規模病院だと指摘し、

「医療機関の機能や規模の再編」や「緊急性の高い分野への手厚い人材配置につながる仕組み」を整えるほか、

緊急時には国が指揮命令権を持つべきだと主張しました。

 

少子高齢化が進み、社会保険をまかなうために社会保険料や税負担の増加が検討されている中で、

上記を整備しなければ、国民の理解が得にくいというのが令和臨調の提言でした。

かかりつけ医については、地域医療構想等で以前から必要性が議論されていますが、

今回臨調で低減されたことで、更に議論が進むのではないかと思いました。

 

本日は以上となります。

お読みいただきましてありがとうございました。

mei