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2024年07月12日(金)
こんにちは。はなこです。
夏になると、学校の先生がプールの水を出しっぱなしにしたというニュースを聞きます。
私は、自分の子供たちが小学校を卒業するまでの7年間、プールの授業の手伝いをしていました。
プールの授業は命に関わることもあって、監視する人がたくさん必要です。
陸上で指導する先生とは別に、陸上から見る人と水中で見る人とそれぞれ複数人が分担しながら授業を行うのです。
低学年と高学年では、プールの水位が違います。
低学年の次に高学年が入る場合は水を足し、高学年の次に低学年が入る場合は水を抜く作業があります。
プールの授業は2限ずつで、中休みと昼休みを利用して水位を調整していましたが、先生がずっとプールで水位を見張っているわけにはいきません。
プールが終わると先生たちも着替えて次の授業や給食の準備や帰りの会があるので、大忙しです。
私は、休み時間にバルブの開け閉めを手伝っていましたが、プール内にいてもふと忘れてしまい、目的の水位目前で気づいて慌てたことがあります。
更衣室の忘れ物チェックや防犯と事故防止のための鍵の開け閉め、次の学年の生徒たちの迎え入れ、トイレや見学の子たちの誘導、水中のゴミを取ったり、熱すぎないよう床に水をまいたりと、授業の準備はたくさんあります。
その日のプール授業の最後の学年の先生たちは、放課後にプール掃除もすると言っていました。
プール授業は、先生の負担がとても大きいのです。
水の出しっぱなしは正直、わかります…
人的ミスを防ぐにはどうすればよいのでしょう。
どの学校も、どうか無事にプール納めができますように。