Instagram

Twitter

お問い合わせ

新着情報一覧

Blog

2024年05月07日(火)

2024年1月に始まった少額投資非課税制度(NISA)ですが、証券会社10社で1月~3月の新規口座開設数は170万件と前年同期比3.2倍、累計の買い付け額も4兆6822億円と前年同期比2.9倍に達しました。

お客様からの問い合わせや話題にあがることが多くなり、NISAへの関心の高さが伺えます。

新制度は非課税期間が無期限になり、年間の投資上限額は「つみたて投資枠」が40万円→120万円へ、「成長投資枠」は120万円→240万円へ大幅に増えました。

証券会社の中では、ネット証券での口座開設が圧倒的に多く、半数以上が30歳以下、性別では女性が5割強と、投資になじみのなかった初心者の入り口として新NISAを活用する人が多いようです。

日証協の調査によると、金額ベースでは成長投資枠が83%、つみたて投資枠が17%、商品別では投信に50%、国内株に47%が集まりました。

新NISA口座を重複して開設することがないよう、口座開設の際は国税庁による審査が行われています。ひとり1口座しか開設できず、金融機関によって扱う金融商品が異なるため、どの金融機関で新NISA口座を開くかは慎重に検討する必要があります。

ネット証券でのNISAは日米株や投信の手数料がゼロと安いのが利点ですが、証券会社の収益にはならないので新NISAから他の金融サービスへどのようにつなげていくかが課題となっています。

今後もさらに新NISAの利用者が増えそうです。投資を始める個人の裾野が広がっていくといいと思います。

TY