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2024年04月10日(水)

クレジットカードの不正利用率と被害額が過去最悪がありました。経済産業省などの調査によると2023年の不正利用率は0.051%で、被害額は540億円となりました。

EC事業者のセキュリティへの意識は年々高まっているものの、クレジットカードの不正利用は減少するどころか増加傾向にあり、被害が止まらない状況です。

 

企業などをかたった偽メールで虚偽のサイトに誘導し、クレジットカード番号や電子商取引(EC)のパスワードを入力させる「フィッシング」で情報を盗み出し、ECサイトで商品を購入し、転売して現金化するのが典型的な犯罪手法です。

 

経産省は25年3月までにクレジットカード各社とEC加盟店に複数の方法で本人認証する「EMW-3Dセキュア」の導入を義務化しました。しかし、導入にはコストがかかる上に、不正のすり抜けへの懸念などがあり未導入の事業者が多いのが現状です。

 

独自の対策を取る国内のクレジット会社もあります。不正利用の手口をAIに学習させ、不正を検知すると取引を止める仕組みを導入したり、不審な取引を検知した際に加盟店や、他のカード会社が不正検知情報を共有できるようにシステム改修を進めたりしています。

 

不正の手口は常にアップデートされています。インターネット上での買い物が安心して出来るようになるといいです。

 

TY