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2023年11月06日(月)

先月もふるさと納税のお話をブログを書かせていただきましたが、今月もまたふるさと納税のお話をいたします。

先日、宮崎県都城市からメールが来ました。

10月からのふるさと納税のルール変更前に慌てて9月に駆け込み納税したので、そのうちの一つで「返礼品これから送ります」とでも書いてあるのかと思いきや、目を疑うようなことが書いてありました。

返礼品名「宮崎県産若鶏もも3.3kg!カット済」について、「ブラジル産」又は「タイ産」の鶏肉を原料に使用していたにもかかわらず、「宮崎県産」と事実とは異なる表示をし、少なくとも令和4年10月1日から令和5年4月30日までの間に、144,120.9kgを返礼品として送付していました。

つまり、去年私が返礼品申込をした鶏肉が産地偽装されていたのです。

ネットでこの問題を調べてみたところ1件あたりの寄付金額は1万円で、単純計算でおよそ4億3600万円に上るとのこと。

この鶏肉の業者は鳥インフルエンザの影響で十分な鶏肉が入ってこなかったと答えてるそうです。

市は事業者へ用意可能な在庫数を確認したうえで受け付けを行うなど、在庫数の管理については徹底していたと記事に書いてありましたが、要は事業者がお金の為に偽装していただけの話で本当に悪質です。

正直国産と外国産の鶏肉の味の違いは分かりませんし全ていただきましたが、なにかと国産信仰が強い私はショックでした。それにそもそものふるさと納税の寄附の意義が根底から覆されます。

正直、納税者側は気をつけようがないです。

当該商品の寄付者に対しても返金や代替商品の送付など対応を協議していると記事に書いてありましたが、どうなることやらです。

実は9月に宮崎県の別の市町村で鶏肉を申し込んでるので事業者は違えど…なんともモヤモヤします。

あおい