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2023年08月01日(火)
家には私や妹が子供の頃に読んだ本があります。 おそらく母親は、孫が生まれたら読むだろうと大切にとっておいてくれたのだと思います。 私に子供が産まれ、子供がその本を読む年頃もあっという間に過ぎ、そのたくさんの本からも卒業する年になりました。 色褪せてはいるものの、まだまだキレイな本がたくさんありました。 このまま捨てるのももったいないなと思っていたのですが、どうするかもわからず数年そのまま本棚に置きっぱなしになっていました。 そんな時友達の子供がちょうどその本を読む年齢になりました。 本も子供によって多少の好みはあるし、何せ私が子供の頃に読んでいた本。友達の子供が読んでくれるかは正直わかりませんでし、色あせてしまってあげるのもどうかなと悩んだのですが、何冊かあげてみました。 そしたら、予想以上に楽しそうに読んでくれてる様子。 本を読むことを楽しみにしているようでした。 正直捨てようかなと思っていたけど、私も大好きな本だったので捨てることに躊躇していたところ、大切な友達の子供が喜んで読んでくれていることに何より喜びを感じ、その後も少しづつあげることにしました。 私の子供時代の思い出のたくさん詰まった大切な本を、喜んで読んでくれているのを想像して何より幸せな気分になりました。
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